万葉集の<令和>は、後漢時代の張衡の「帰田賦」を下敷きにしているとのことです。
この張衡と言う人、中国では彼の肖像画が記念切手にもなったことがある偉人です。 (以下のWiKi参照)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B5%E8%A1%A1_(%E7%A7%91%E5%AD%A6%E8%80%85)
後漢の時代ですから、日本では邪馬台国で卑弥呼がシャーマニズムをやっていた頃です。
張衡の主な発明・発見は以下です。
*月食の原理を理解していた
*太陽の1年を365日1/4と算出した
*円周率を3.16強とした
*彼が開発した地震計は5000Km離れた震源の、体感できない地震を観測していた
福岡支部では4月5日に井出さんの講演会を行います。
以下はFacebookからキャプチャした内容です。
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【日中文化講座】
米中経済摩擦真っただ中「社会主義市場経済下」の中国
建国70周年の中国社会、経済、米中貿易摩擦、19年全人代、一帯一路構想など、
バイタリティあふれる井手節で中国の現在と未来を熱く語ります。
講師 井手啓二さん
(長崎大学名誉教授、立命館大学名誉教授、福州大学客員教授、日中友好協会常任理事)
日時 2019年4月5日(金)18:30-20:30
会場 福岡日中文化センター(福岡市中央区渡辺通2-8-23-3F)
参加費 700円(学生300円)
主催 福岡日中文化センター、日中友好協会福岡支部
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昨年はこんなお話でした。
「中国社会の現状と目指す将来構想」(講師 井手啓二長崎大学名誉教授)に参加しました。
1 中国の現状を理解するポイント-改革・開放の40年
2 改革の全面的深化路線と中国の興隆-習・李政権の5年
3 中国社会主義市場経済・混合経済の現在
4 第19回党大会(2017年10月18日〜24日)と1・2・3中全会を読む
5 第13期第1回全国人民代表大会(2018年3月5日〜20日)を読む
6 日中関係について
7 補講(1)中国社会・経済の現在-常識レベル?
8 補講(2)ここがわかれば中国経済の理解は万全
興隆のはじまり。
小康社会から大同社会へ。
王滬寧を中心としたシンクタンク。
ナンバー3の栗戦書が習近平を「人民の領袖」「国家の舵手」と表現←毛沢東のように持ち
上げている。個人崇拝の推進は中国の未来への暗雲。
習近平は一方では、中国の発展や民生向上を促進する政策を次々と推進している。
中国の党や習近平は何を目指しているのか?
「中国の強国化」路線。←20世紀前半までの思考。
習近平思想とは中国におけるスターリン主義の残滓をもつ思想であり、早晩乗り越えられ
るべきもの。
政治がおかしくても中国の経済の発展は続き豊かになっていく。
政治改革は習近平の次の世代。
日中関係の将来展望は、日本が対米自立を図ること、中国が狭隘なナショナリズムを
捨てること。しかし大変困難。
将来に変化をもたらす最大要因は、持続する中国経済発展(中国優位段階の確立)
およびアメリカの対中政策転換。
日本が陥いる「合成の誤謬」。日本は、国内消費が望めない中、輸出だけに
頼らなければならない状態。特に日本製品を買ってくれる中国は神様。なのに
反対のことをしている。中国マーケットを奪われている。ドイツ、韓国の躍進。
ベトナム、アメリカ、東欧への中国の進出。
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日中友好新聞 2019年3月25日号に掲載された井出さんの記事を添付しておきます。
日中友好新聞 3月15日号の記事を引用します。
北海道連合会の「新年交流会」で<全員で『東京−北京』
を合唱したとのことです。
中国広東省虎門に旅行に来ています。 虎門は、1840年の「アヘン戦争」の
古戦場です。 当時、清朝の大砲が据え付けられていた場所の近くに
「アヘン戦争博物館」があります。
アヘン戦争は、イギリスが19世紀帝国主義の「世界秩序」の上に立ち、
インドに設立した大規模アヘン工場の産品を中国に大量に売りつけ、銀を
集める手段だったとのことです。 つまり<中国よ、アヘン貿易を禁止するな>
と言って難癖をつけた戦争だったのですね。
中国では国産の大砲を作って配備していましたが、イギリスのハイテク軍隊には
太刀打ちできず、敗退し、屈辱的な【南京条約】を締結させられました。
以来、西欧社会から見た中国(人)に対する地位は地に落ちました。
昨年12月22日に浅井基文さんの講演があり、習近平主席の
内政・外交実績について浅井さんは高く評価されました。 この続きで、年初の習近平主席の発言に対しても
ポジティブな評価を以下にリンクするブログに発表され
ました。
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2019/1084.html
12月22日の浅井基文さんの講演は良かったです。
習近平主席の内政・外交実績について浅井さんは高く評価しています。その理由について、公式性の高い最近の
中国からの報道記事で解説していましたので、抜粋をスキャンし以下に引用します。
12月9日、「会館まつり」があります。紹興酒の販売もありますので参加ください。
チラシを添付します(クリックすると大きくなります)。